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Art Museum Rose Madder 桑原 宏 作品館

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外観




館長のごあいさつ

桑原宏は生涯「自然賛歌」をテーマに絵筆を握った絵かきです。
 デッサン帳の片隅に「雪がちらつき手がこおる。雨のためコンテがすべる」とのメモがきがあり、現場で描く厳しさが伝わるデッサンが何枚もあることから、自分の眼で見、足を運んで絵を描く姿勢は終生変わりませんでした。
 海、山、川、森、木々、季節の花々などなど、海外、日本国中を歩いて季節はもとより空の色、雲の動き、空気の流れなどを描くことで、天候や時間が理解できる絵が多くあります。
 北海道を基点にして絵を描いてたことにより、故人の意思で夕張郡長沼町のご厚意で、よりゆかりのある北海道の絵は寄贈いたしました。
 また、長野には交友があった童画家いわさきちひろ氏の安曇野ちひろ美術館へ、ちひろ氏の故郷付近を描いた作品を寄贈し季節に合わせて展示していただいております。
 ゆっくりご覧いただくために喫茶も併設しております。
                                  館長 押見匡子





収蔵作品の一部
油絵1
北海道「収穫の時」

油絵2
長野県「穂高連峰」


油絵3
東京練馬石神井公園「三宝寺池」




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ギャラリー&喫茶

室内

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喫茶1

略歴





1909 11月1日、旧「満州」(中国東北部)公主嶺で生まれる
1928 旧制撫順中学校卒業。名古屋洋画研究所、津田青楓画塾で基礎勉強する
1930 1930年協会展に出品
1931 独立美術協会創立第1回展に出品、伊藤廉氏に師事
1935 この頃、家の破産にともなって、一時絵から離れ、左翼文芸誌「新文学」の
     編集に携わる
1939 渡満。鉄嶺、新京(現在の長春)で新聞記者生活を送りながら作画、満州国
     展で特選(安井曽太郎氏推薦)
1944 同展最優秀賞
     現地召集、敗戦後シベリア抑留生活3年
1948 帰国、雑誌記者
1950 上京。林業、木材関係の業界新聞社に入社
1954 日本山林美術協会創立委員、日本アンデパンダン展、平和美術展などに出
     品。
     東京、大阪、名古屋、札幌などで個展
1960 以来、さいとうギャラリーほかにおいて個展13回(札幌)
1969 旧ソ連、パリ、ベネチア、スイス、ローマ、ソレント、フィンランド等に
     滞在、作画
1971 練馬・文化の会美術展創立委員
1980 以来、北海道夕張郡長沼町12区アトリエハウスに入居、作画生活を送る
     日本美術会会員、美術家平和会議運営委員、北海道自然保護協会会員、
     日・ソ協会理事
1983・85・88 北海道知床100平方メートル運動に協力チャリティー展を開く
1989 画業60年・傘寿記念画集発行
1994 (4月)デッサン集発行
    (10月3日)北海道江別市にて客死







グッズ販売

『桑原宏デッサン集』(光陽出版社)定価6000円

はがきセット
水彩画セット(12枚入り)    定価1000円
油絵セット (8枚入り)     定価800円

交通アクセス

交通のご案内

○電車の場合
東京から特急「踊り子号」で伊豆高原まで(2時間10分)
東京から新幹線で熱海経由、伊豆高原まで(1時間40分)
名古屋から新幹線で熱海経由、伊豆高原まで(2時間40分)

○お車の場合
東京から→東名厚木I.C(35㌔)→小田原(32㌔)→熱海(24㌔)→伊豆高原(24㌔)約2時間
名古屋から→東名沼津I.C(207㌔)→大仁(21㌔)→宇佐美(19㌔)→伊豆高原(12㌔)約4時間30分
*伊豆方面より国道135号線を下田方面へ向かう。

○伊豆高原駅からバスご利用の場合
東海バス・「シャボテン公園行き」ホテル伊豆高原経由6分。バス停「株尻」下車、進行方向100メートル直進、徒歩約3分。

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